2013/06/19 INTERNATIONAL RELATION

BLACK WATCH

ブラックウォッチとは、「黒い見張り番」という意味があり、レジメンタルタータン(連隊用)のチェックのひとつです。
その名前が示すように、全体的に暗い色彩で、青地に緑と黒の配色による格子のものを指します。

ブラックウォッチとスコットランドの連隊は深く関係があります。
もともとは、1729年に出現したハイランド独立連隊に由来します。

1739年には10の中隊から成る連隊(ロイヤル・ハイランド・レジメント)が
6隊形成され、「ハイランド連隊」が編成されました。
スコットランドの連隊は戦士として世界中に派兵され、その見事な衣装と戦績で名をとどろかせました。

全隊員が揃いのタータンを着用したのか、各隊ごとに揃いのタータンがあったのかどうかはわかっていないそうですが青・黒・緑色のチェック柄を実際に着用していたそうです。

軍全体に占めるブラックウォッチ連隊の割合は決して多くはなかったにもかかわらず、彼らの活躍は過剰なほど注目を浴びたとか。

その活躍があって、ブラックウォッチの愛称は、そのままタータン柄の呼び名になりました。

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